奇をてらったタイトルで興味を惹こうとしている魂胆が見え見えですが、気にせず進めていこうと思います。みなさんはドラクエやったことありますか?現在ナンバリングタイトルで11作、スピンオフ作品多数の国民的RPGです。
やったことはなくても聞いたことはあると思いますが、今日はその中でもドラクエ5を義務教育で取り入れるべき理由3点をお伝えします。
ドラクエ5を義務教育に取り入れるべき理由3選
1.どんな困難でも諦めずに立ち上がる姿勢を学べる
ドラクエの特徴の一つとして魅力的なストーリーが挙げられます。その中でも心にくる辛いエピソードの描き方がすごくうまいと思います。
その辛いエピソードは大体の場合、主人公が冒険の中で出会うキャラクターの周りで起こることが多いのですが、ドラクエ5では主人公がこれでもかと言うぐらい不幸に見舞われます。
不幸なエピソードの一つとして、主人公は物語の中で10年間奴隷にされます。物語の中で数年単位の時間経過があるゲームは少なくないですが、奴隷として過ごすという物語はなかなかないと思います。
幸い脱出の手引きをしてくれる協力者が現れて無事脱出することは叶うのですが、普通なら学生時代を謳歌するような年頃にそこまで過酷な過ごし方をする主人公を見るとかわいそうになってきます。
でも、いつか脱出することを夢見て諦めずに立ち上がり続けたからこそ主人公は自由を勝ち取りました。チャンスはいつやってくるかわからない、だから絶望して無気力になるのではなく、いつやってくるかわからないからこそ前を向き続ける姿勢が実を結んだのだと思います。
太字でどやれたところで余談です。
物語が進んだ後、さらに8年間時間経過するイベントがあるのですが、これも無茶苦茶過酷なエピソードになります。続きはぜひともプレイしてみてみてください。
2.自分の価値観と向き合う機会が得れる
ドラクエ5ではサブタイトル【天空の花嫁】にあるように結婚のイベントがあります。そしてその結婚相手の候補は3人(※)います。
(※)スーパーファミコン、PS2では2人でしたが、その後発売されたDS版以降は3人になってます。
だれと結婚するか?その選択をする時に自分の価値観と向き合うことになります。幼馴染と結婚するのか、お金持ちと結婚するのか。ぜひ攻略情報抜きで自分の価値観と向き合った上で決めて欲しいです。
正解はないけど、それぞれの価値観で答えを決めていかないといけないシーンがあるということを体系的に学ぶ機会になると思います。
3.分かり合える相手と分かり合えない相手がいることを学べる
ドラクエ5では倒したモンスターが仲間になることがあります。いや、別に珍しくもなんともないやん、てかポケモンはモンスターありきじゃんwという全国の方言が混じった声が聞こえてきそうですが、これは当時(1992年)斬新なシステムでした。
前作であるドラクエ4では、ホイミスライムというモンスターがスポット参戦することはありましたが、ドラクエ5では戦闘が終わった後、倒したモンスターが仲間になります。こいつは仲間になるのか?ドキドキしながら倒した瞬間に仲間になった瞬間は感慨深いです。
今まで敵だと思っていた相手が仲間になる、これはわかりあえないと思っていた相手ともわかりあえることがあるという学びになります。そして現実的な目線になりますが、裏を返せば絶対わかりあえない(仲間にならない)相手がいるということも学べます。
まとめ:ドラクエ5は面白い
今回はドラクエ5を義務教育に取り入れるべき理由について書きました。
義務教育との結びつきがよくわからなかったという声が10000件ぐらい届きそうですが、まあ面白いのでみなさんぜひやってみてくださいということが言いたかっただけです。
ドラクエ5に限らずゲームから学べることは数多くあります。ただ楽しむのもいいですが、色々と考えながらプレイすると、人生が豊かになるヒントが見つかることもあります。ぜひ、そういった目線でも楽しんでもらえればと思います。どこから目線かわからない締めの言葉で終わりたいと思います。